―なんでこうなったのだろうか―

眼の前のアルルは今にも泣き出しそうな上目遣いで俺の手を握っている

絶対に離せぬよう、しっかりと痛いぐらいに・・・

雪が降る中、突然こいつが訪ねてきて

寒いというから暖炉をつけてやると

手を握ってきて、冷たいと嘆いた

そして、今にいたる

「あのなアルル。俺はもともと体温が低いんだ。だから手が冷たくてもこれが普通だ」

「でも・・・冷たすぎるよ・・・」

「・・・冬場だからな」

「それにさ、何で全然暖まらないのさ・・・まるで・・死んでるみたいじゃないかぁ・・・」

ああ、やっぱりとめられなかった

遅かった

彼女の目から大粒の涙がボロボロと落ちていく

「こんなにさ・・暖めてるのに・・・握ってるのに・・・」

正直どうすればいいかわからない

必死になだめ様にも何も考えが思いつかない

「泣くんじゃねぇよ…」

とりあえずそっと抱き寄せる

「だってさぁ・・もしかしたらこのまま君が死んじゃうんじゃないかって・・・」

目のまわりを赤くして、肩を震わせ

「そんなの・・・僕・・嫌だよ・・・」

「・・・・――――」

「え?」

軽く頭を小突いてやる

「痛!!」

「俺がお前の魔力を奪う前に死ぬと思ってんのか?」

「わからないもん・・・」

泣くのはやめたが

小突いたせいか、少し頬を膨らませる

「信じられないか?」

俺を映した金色がかった亜麻色の瞳が揺れ動く

「少なくともお前が生きている限り、心配で先に死ねねぇよ」

彼女は頬を赤くさせて

「シェゾ・・ごめんね・・・心配かけて」

「別に気にしてねぇよ」

「えへへ」

「なんだよ」

すると、俺の耳元で呟いた

『絶対死んじゃヤダよ?約束だからね・・・それと、大好きだよ』

不意打ちをくらった

いつも突発的な行動には驚かされるが、それに助けられている自分がいる

―自分の中の何かが溶かされて、何かが暖まるのような感じがした―





頭ごっちゃで変になった。後で修正する可能性かなりあり。

製作日H17.2.12

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